江戸川区の自民党独裁政治の一端がわかる事象
新年度、つまり平成25年度になって、人事が一新される。
議会における所属委員会も、これから順次、変更となってあてがわれる。
さて、その場合、所属会派による委員会人数の割り振りだが、
ここのどれだけ自民党が江戸川区議会で独裁ぶりを発揮しているか、区民に問う。
議会運営委員会(以下、議運)の定数は15人である。
それは慣例として、議員定数の1/3前後として決められている。
よって15名という数字はそれで良い。
では、この15名の割り振りを問題とする。
議運定数(15人)÷現議員数(42人)×会派所属議員数で、数字を求める。
自民党(15人) /15÷42×15=5.36
公明党(13人) /15÷42×13=4.64
民主・みんな・維新(7人) /15÷42×7=2.50
共産党(4人) /15÷42×4=1.43
自民党日本(1人) /15÷42×1=0.36
えどがわ区民ひろば(1人) /15÷42×1=0.36
生活者ネットワーク(1人) /15÷42×1=0.36
これによって、導かれ提案された数字が、
自民党 6人
公明党 5人
民主・みんな・維新 2人
共産党 2人
他 0人
計 15人
以上である。
読者は、この数字がおかしいとは思わないだろうか。
議運の人数の決め方は、
議運定数(15人)÷現議員数(42人)×会派所属議員数で、求められた数字の一の位の人数は確定値である。
それでは端数をどのように扱うかだが、端数は定数が充たされるまで、値が高い会派から順々に選ばれることがルールである。
そう考えると、小数点1位の値が高い順は、
公明>民主・みんな・維新>共産>自民の順になる。
一人会派は交渉会派4人を充たしていないので、差別される。
このルールを適用すれば、
自民党 5人
公明党 5人
民主・みんな・維新 3人
共産党 2人
他 0人
計 15人
この数字こそが、公正になる。
数は力とばかりに、ルールをねじ曲げてでも、自分たちが有利となるように議席数を増やそうとする自民党政治が、どれだけ独裁的か、ご理解いただけるであろう。
数は力とばかりに、議会ルールに基づかず、自分たちの議席以上のポストを確保しようとするゴリ押し主義の自民党には猛省を促したい。
2013年05月07日