著作権法の改正を行い、原作者の権利を厳格に守る
漫画家の芦原 妃名子さんが2024年1月29日に亡くなった。50歳。
「セクシー田中さん」というご自身の作品のドラマ化にあたって、自分の意にそわない形で物語を改変させられたことによる抗議または失意の自殺らしい。
世界における得意文化とは、ヨーロッパは絵画、米国は映画、日本は漫画とアニメだ。
日本の得意分野である漫画やアニメを保護することは、日本文化の世界的普及を目指すうえで、とても重要なことである。
ここでは改めて、原作者の権利保護を厳格化するために、著作権法の改正を提案する。
1.原作の映像化では総製作費10%、また全ての二次利用関連商品の10%を原作者の収入とする。
2.原作者は収入の放棄だけを代償として、いつでも映像化を含めた二次利用の即時中止を命令できる。製作途中までにかかった経費の負担を原作者は負わない。
3.原作ありきの作品の場合、脚本家は存在しない。脚色家は存在するが作品紹介では名前は公表できない。
4.原作者は、映像化にあたって、監督、俳優、声優、音楽家、脚色家の人事権を持つ。また製作過程にあって、発表以前の作品に関しては、人事の交代を要求できる。
5.原作者は最大限尊重され、どのような二次利用に関しても、作品紹介にあっては、一番最初に紹介される人物とする。
2024年02月05日