近所の銭湯に行ってきました。
松江三中の近くに仁岸湯という銭湯があります。
そこが、3月いっぱいで一時休業するということで、
記念にと思い、行ってきました。
しかも、本日は、最終日の31日ということもあり、無料でした。
小学生以来の銭湯でしょうか。
子どもの頃の私は風呂嫌いで、
何でお風呂に入らなければならないのか、
つくづく嫌だった思い出があります。
とにかく、当時は3日でも4日でも一週間でも風呂に入らなくても平気だったような記憶があります。
それでも自宅に風呂がなかったので、
両親に連れられて、銭湯に行ったことを思い出しました。
実際に入ってみると、子どもの頃に感じた大きなお風呂は、とても小さく感じました。
温泉にはよく行く私であっても、
久々の銭湯は、変な意味で新鮮でした。
それにしても、なぜ女湯からは、あーでもない、こーでもないという声が聞こえてくるのでしょうか。
男どもは黙って湯に浸かっているというのに。
この銭湯は、道路拡幅による影響で、営業を一時中止して、
建物も建て直して営業再開となる予定らしいのですが、
こうやって昔懐かしい、古い町並みは変わっていくのでしょう。
一抹の寂しさを感じないわけでもありません。
もう二度とこの湯に浸かることはできないと思うと、
のぼせるほどに風呂に入り、少々気持ち悪くなりつつも帰宅しました。
変えるとき、番台のおばちゃんが、
「もう今日でおしまいだから、これサービスだよ」
と言って、缶ジュースを私に一つくれました。
こんな下町風のコミュニケーションも、また何ともいいものであります。
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2009年03月31日