江戸川区を紹介している本が販売しています。
アイデンティティの問題だと思いますが、
私は常々「江戸川区は東京なのか」という問題意識をもっていました。
それは、在日韓国人・朝鮮人が、自分は日本人なのか、
それとも韓国・朝鮮人なのかと思い悩むようなものかもしれません。
つまりアイデンティティの喪失感が強いのです。
なぜ、そう思うのか。
書店に行ってみてください。
たとえば東京にあるおいしい店を紹介する本に、
江戸川区の店は載っているのでしょうか。
希に奇特な本は、江戸川区の店を一店、二店ほど紹介してあっても、
その手の本のほとんどは、江戸川区を無視しています。
まるで江戸川区は東京ではないのか、
それとも江戸川区には、おいしい店が無いかのような紹介ぶりです。
そのような問題意識を持ちながら、本日書店に行ってみたところ、
久々に全面的に江戸川区を紹介した本を見つけました。
「これでいいのか東京都 足立区 vs 葛飾区 vs 江戸川区」
副題が、「23区の最下位争いを繰り広げる東部3区のヤバさを知れ!!」
何てことはない。こんなマイナスイメージによる紹介本なのです。
しかし、あえて言えば、そのマイナスイメージこそが、
江戸川区のアイデンティティになっていることは事実であり、
それは、隣接する葛飾区や足立区も同じようなものです。
たとえマイナスイメージの紹介本であっても、
無視されるよりはましです。
これからも、江戸川区は、
自分たちの区の情報を積極的に紹介する努力をすべきでしょう。
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2009年04月03日