田中けんWeb事務所

江戸川区議会議員を5期18年経験
巨大既存権益組織に斬り込みます!

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日刊田中けん

江戸川区を紹介している本が販売しています。

アイデンティティの問題だと思いますが、
私は常々「江戸川区は東京なのか」という問題意識をもっていました。


それは、在日韓国人・朝鮮人が、自分は日本人なのか、
それとも韓国・朝鮮人なのかと思い悩むようなものかもしれません。
つまりアイデンティティの喪失感が強いのです。


なぜ、そう思うのか。
書店に行ってみてください。
たとえば東京にあるおいしい店を紹介する本に、
江戸川区の店は載っているのでしょうか。
希に奇特な本は、江戸川区の店を一店、二店ほど紹介してあっても、
その手の本のほとんどは、江戸川区を無視しています。
まるで江戸川区は東京ではないのか、
それとも江戸川区には、おいしい店が無いかのような紹介ぶりです。


そのような問題意識を持ちながら、本日書店に行ってみたところ、
久々に全面的に江戸川区を紹介した本を見つけました。


「これでいいのか東京都 足立区 vs 葛飾区 vs 江戸川区」
副題が、「23区の最下位争いを繰り広げる東部3区のヤバさを知れ!!」


何てことはない。こんなマイナスイメージによる紹介本なのです。
しかし、あえて言えば、そのマイナスイメージこそが、
江戸川区のアイデンティティになっていることは事実であり、
それは、隣接する葛飾区や足立区も同じようなものです。


たとえマイナスイメージの紹介本であっても、
無視されるよりはましです。
これからも、江戸川区は、
自分たちの区の情報を積極的に紹介する努力をすべきでしょう。

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2009年04月03日