一企業による社会貢献を宣伝する
4月4日(土) 8:30より 栃木県那須塩原市にある
ブリジストンのテストコースにて、
タイヤセーフティドライビングレッスンを受講してきました。
そこでは、「安全に危険を体験する」をコンセプトに、
普段体験できないような、様々なことをしました。
発煙筒を実際に点火して持ってみる。
正しいタイヤ交換の見学。
エコロジーの観点から、タイヤについての考察。
時速80㎞/hからの急ブレーキ体験。
高速スラローム&高速八の字走行。
ハイドロプレーニング現象の体験。
新品タイヤと摩耗タイヤによる制動距離の違い体験。
ウェット路面による、意識的なスピン走行。
どれも、普段、公道ではできないようなことばかりです。
特に、スピン走行に関しては、もう目が回るほどの回転で、
コントロール不能になった車に乗ることの難しさを体験しました。
実際、広い場所でのスピンは、意識的に行っているせいか、
怖いと言うよりは、楽しく面白い体験でしたが、
これを実際に公道で体験したとしたら、身の毛もよだつような事故につながるでありましょう。
もしスピンしたら、とにかくブレーキを踏んで、減速する。
そうすれば、たとえ衝突しても、最大限、損傷を少なくできると
同乗したインストラクターから習いました。
またチャイルドシートの必要性など、日本では法整備が遅れているせいか、
チャイルドシートを使わずに、子どもを乗車させているケースが多いそうです。
諸外国では、そのような行為は、児童虐待として逮捕されることもあるそうで、日本における子どもを守る早急な法整備が求められています。
余談ですが、そういえば日本の教育において、
大人に限らず、子どもに対しても、
「安全に危険を体験する」ということがされていないように感じます。
ナイフやカッターを使わせるとか、
服を着たまま、プールで泳がせてみるとか、
しっかりと指導者がいるところで、危険を体験する経験は、
子どもの頃だからこそ、多くしておいた方が良いと思った次第です。
一企業による社会的貢献ということで、ブリジストンは、毎年、このような
レッスンを開催しているようですが、その受講料は0円でした。
受講内容的には、どれも教習所で、お金を払ってでも体験しておいた方が良いことばかりです。
より多くの方々が、同じような体験をされることで、
エコロジーや交通安全などについて、より深く考えをもってくれることを
ブリジストンも願っていることでしょうし、私も願っています。
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2009年04月06日