盧武鉉前大統領の功績
5月29日、故・盧武鉉前大統領の国民層が営まれました。
韓国事情については詳しくないので、もし間違っていたら指摘してください。
日本では、被疑者についての長期勾留が国際的にも人権侵害だとして問題とされています。私などは、仮に有罪となっても罰金にしかならない道路整備特別措置法違反の容疑で、4ヶ月も留置場に勾留されていましたから。
それに比べて、韓国では、日本のような被疑者段階での長期勾留は無いそうです。逮捕されても、調べが終わればすぐに釈放する。これが国際的な常識です。私が聞いた話では、このように被疑者の人権の改善をしたのが、盧武鉉前大統領だというのです。
氏は、弁護士時代に、人権派弁護士として活躍され、被告人の弁護などもしてきたそうです。1987年には、逮捕もされ、弁護士資格の停止処分も受けています。
この様な歴史があるからこそ、被疑者の人権向上についての思いがあったのでしょう。そのような人でなければ、留置された者の立場に立って、思いを巡らすなどと言うことはできないでしょう。
この日本は、ますます微罪逮捕と長期勾留の傾向にあります。刑法犯が減っているというのに、刑務所人口が増えているというのは、どういう事なのでしょうか。
その意味は、今まで無関係だと思っていた、読者のあなた自身も逮捕される可能性が高くなったと言うことです。あなた自身が仮に逮捕されなくても、大切な家族が逮捕される可能性が高くなったと言うことなのです。
色々と批判が多い大統領ではありましたが、私は被疑者の人権向上にも造詣が深い、「日本の盧武鉉」が国政に誕生してくれることを願ってやみません。
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2009年05月30日