政治家の資質として必要なのは「しつこさ」
マックス・ヴェーバー「職業としての政治」より
-------------------------------
政治とは、情熱と判断力の二つを駆使しながら、堅い板に力をこめてじわっじわっと穴をくり貫いていく作業である。もしこの世の中で不可能事を目指して粘り強くアタックしないようでは、およそ可能なことの達成も覚束ないというのは、まったく正しく、あらゆる歴史上の経験がこれを証明している。
-------------------------------
「そんなことをやっても無駄」とか、「そんなことをやっても、世の中変わらない」とか、そう考えるとしたら、もう政治家を辞めた方がいいかもしれない。
江戸川区議会は、絶望的なほど、平素の議会活動が制約されている。
徹底して、少数会派が差別されている。
もしここで、議会改革を訴えることを辞めてしまったら、この少数会派の待遇を変えるチャンスは無くなってしまう。
私は、議会内にいながら、まだ議会の中でスタートラインにも立っていない。
変わらないかも知れない。無駄かも知れない。でも、あきらめたらそこで終わり。議員として必要な資質とは、マックス・ウェーバーが言うように「情熱」と「判断力」をもって、あきらめずに「しつこく」行っていくことであろう。
政治家には蛇年の人がよく似合う。
にほんブログ村
2009年06月14日