民主的合意形成が無い組織
nikkansports.comより
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トヨタF1チームの幹部が19日、F1を運営する国際自動車連盟(FIA)の強権的な姿勢に怒りを示した。F1チーム協会(FOTA)がFIAからの離脱と新シリーズ立ち上げを声明したことを受け、FIAは法的措置の準備に入り、来季の予算制限をきっかけとした対立は泥沼にはまりこんだ。FOTAの会合に出席したトヨタモータースポーツの木下美明副社長は「論点はFIAにガバナンス(民主的合意形成)がないこと。オレたちは虫けらじゃない」と吐き捨てるように話した。
同副社長は「新シリーズ設立は一番取りたくなかった選択肢。でも、FOTAが歩み寄ることは絶対にない」と話した。FIAが独断で規則を変更できる現状への反発に加え、チームへの分配金(推定数百億円)が06年から支払われていないことへの不信感もある。各チーム側の我慢は限界を超えており、FIAとの全面戦争は避けられそうにない。(シルバーストーン=米家峰起通信員)
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この記事を読んだとき、F1も江戸川区議会も同じなんだと思いました。
まさにガバナンス(民主的合意形成)が無い組織なんだと。
一人会派のような小集団は、自民・公明のような大会派が決めたことに唯々諾々と従っていればいいんだと。
質問機会が年一回に制限されているとか、質問時間が少ないとか。予算特別委員会、決算特別委員会に任期中1回も出席できないとか。
差別のやりたい放題であっても、それを是正しようと、大会派は思わない。
議員に発言させないようにする議会って、自殺行為だと思うわけですが、区長の用心棒、学校の風紀委員会、企業の御用組合のごとく、総会屋のごとく、何か騒ぎにならないように、まるで何も問題なく組織が運営されているかのように、内部から統制しようとする大会派の志向は、決して明日の議会改革にはつながりません。
本来的に議会改革をしたくない人たちが多数の中で行う議会改革小委員会なのですから、議会改革が進むわけもありません。
江戸川区議会とは、こんなところです。
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2009年06月23日