タバコに対して、これが江戸川区の本音なのか。
2013年5月2日の日記で、私は「対策」という言葉の使い方が間違っていると指摘している。
http://www.t-ken.jp/diary/20130502/
それにも関わらず、9月10日総務委員会の資料において、この様な誤用が普通に使われていることに驚いてしまった。あらためて言うが、「~対策」における~の部分には、悪い事柄、または問題となる事柄が、そこには入るのだ。
通常、我々は普通に「対策」という言葉をどのような形で目にしているだろうか。
ガン対策
事故対策
災害対策
だからこそ、「禁煙対策」などという言葉はなく、それをいうならば「禁煙推進施策」として、言葉は使うべきなのだ。
この資料が配られた委員会の中で、私はこの誤用を指摘し、このような資料がそのまま流布されることは問題あるとして、資料の訂正を求めた。私がこの説明をして、さすがに担当職員は「間違えた」と気がついたのだろうが、私以外の委員(つまり議員さんたち)は、私の主張の賛同するでもなく、ポカーンとしていた。正直、わからなかったのだろう。
すぐさま資料の訂正を委員長に求めたのだが、「もう一度、言葉の意味について調べてから検討する」として即答を避けられた。私からすれば、簡単な事なのだが、通常このような誤用が、スルーされてしまうのであれば、それはとても恥ずかしい事だと思うのは、私だけなのだろうか。
議員さん達の見識はともかく、公務員たる職員は、このようなことがないように充分、気を遣って資料作成をしていただきたい。
もし意図的に「禁煙対策」と使うならば、江戸川区は、禁煙を望まない、喫煙容認の自治体なのだと、私のような敏感な議員は、勘ぐってしまうのだから、そのように思われないような対応を切に望む。
2013年09月11日