総務委員会での発言
10月18日(金)の本日、総務委員会がありました。
そこで行った私の発言を簡単にご報告します。
☆まず陳情審査について。
以前、私が指摘したようなことが今回も起こりました。
http://www.t-ken.jp/diary/20120914/
陳情受理番号 第128号「江戸川区議会常任、特別委員会開催掲示板リプレイスに関する陳情」についての態度表明について。
各会派の態度は、自民党が趣旨採択、公明党が趣旨採択、民主みんな維新が採択、共産党が趣旨採択。
この様な態度表明となりました。採択、不採択のどちらかが過半数を得ることはなく、また趣旨採択は全員一致でないと効果がないため、結局、結論出ずという結果になったものです。
そこで私が発言したのは、最初から趣旨採択ありきのような決の取り方はおかしいということです。
趣旨採択とは、原則、採択と不採択の態度表明があって、採択はできないが、その趣旨は尊重したいという妥協の産物として委員会が決定する態度表明であって、採択、不採択とは本来同列の選択肢たりえない態度表明なわけです。
よって最初から趣旨採択を言い出すと言うこと自体が、私からすればあり得ない議会運営と言わざるを得ないので、その旨の発言をしました。
☆執行部報告について。
江戸川区が関係した訴訟の報告書に、「平成25年」と書くべき箇所に「平成24年」と書いてありました。執行部は間違えを認め、その場で訂正を求めました。
それに対して、私は明らかなミスプリントがあった場合の対応として、執行部は、委員にその場での手描きによる訂正を求めたが、それでいいのですか。そう問うた。かつて本会議では、あり得ない町の丁目を記載したプリントが配られ(例えば、中央は4丁目までしかないのに、中央5丁目と記されたように)、それだけで本会議がストップして、書類の差し替えのため、2時間ぐらい時間を費やしたことがありました。との前例を紹介した。
執行部の内規として、このようなミスプリントが発覚した場合、どのように対応するのか教えてください。
執行部からの回答は、ケースバイケースでとのことでした。今回の手描き修正については、委員長も認めているとのことで、私の質問は終わりました。
☆執行部報告について2。
台風による被害状況を説明される時に、執行部職員が言い間違いをして、「ごめんなさい」と発言されました。委員会の様な場で「ごめんなさい」と発言されることは、言葉遣いとしていかがなものでしょうか。
この場合は、「失礼しました」とか、「申し訳ございません」が適当な言葉遣いです。これは私的な関係で話をしているのでなく、仕事上のことです。今一度、執行部報告における言葉遣いの適正化について、徹底してください。
副区長からの答弁として、以後気をつけるとのことでした。
☆その他の事項
これは前回の総務委員会における執行部報告について、「禁煙対策」という言葉の使い方が間違っているのでは無いかとの私からの指摘について。
http://www.t-ken.jp/diary/20130911/
執行部からは、検討した結果、ここで「禁煙対策」という言葉遣いは適切では無いので、「禁煙に向けての取り組み」と表記を改めさせていただきます、とのこと。
この事例も、委員長了承の上、委員による手描き修正を求め、書類の差し替えは行わない旨が報告された。
2013年10月18日