国税査察官のお話を聞いてきました。
普段聞くことがない方を貴重なお話を聞くことができました。そのほとんどは、捜査上の秘密と言うことで、あまり具体的で深い話は聞けませんでしたが、それでもお仕事上のご苦労はお話の中から伝わってきました。
査察官に必要な資質が4つある。
1.体力
2.知力
3.洞察力
4.忍耐力
(1番と4番は確かですが、2番と3番の記憶は定かではありません)
一般的な税務調査の他に、特に大口で悪質な脱税をした者に対しては、税金を納めさせるだけではなく、懲役または罰金という刑罰を科すこともあるそうです。
大口で悪質とは、億単位での脱税だということです。
他にも色々とお話を聞いてきましたが、ここには詳しく書ききれないことばかりです。
あと最後に一つ。よく査察のことを、「マルサ」といいますが、このマルサとは、元々関係者の間における隠語だったそうです。「マルサの女」によって、マルサという言葉が一般的になってしまった以上、今、関係者は、自分たちのことをマルサとは言わなくなりました。別の呼び方にしているそうです。
そうですよね。隠語とは、それが皆の知る知識になった途端に、隠語としての使命を終え、また新しい言葉を作り出していかなければならないわけですから。
たった1時間でしたが、今度はもう少し少人数の別の場所で、もっとお話を聞かせていただきたいと思い、名刺交換をして、その会場を後にしました。
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2009年10月06日