一般質問を掲載。その1
本日、一般質問を行いました。全文を掲載しますので、ご覧ください。
まず政権交代が行われ、民主党政権の目玉政策である高速道路の無料化に関する質問です。
選挙中、民主党は首都高と阪神高速を除く高速道路を原則無料化すると訴えてきました。大枠はこれだけです。詳細は未だ何も決まっていません。この様な時だからこそ、東京都と千葉県の境に位置する
さて、ここでは具体的に京葉道路と首都高の問題を取り上げます。
京葉道路は、靖国通りより連続する
ここに問題が2つあります。京葉道路と首都高のそれぞれの有料区間の部分です。
まずは京葉道路です。
この京葉道路は、1990年に償還を完了し、本来ならばとっくに無料開放されるはずの道路でした。しかし、千葉プールと称する、千葉県限定の料金プール制の創設によって、京葉道路の無料開放は延期され、京葉道路利用者が支払っている通行料金が、千葉東金道路や東京湾アクアライン等の建設費償還に流用されているのです。
この事実から京葉道路を利用する
また首都高速7号小松川線については、錦糸町出入口から一之江までのたった5.6㎞が有料道路設定とされています。通行料金は通常の700円です。割引はありません。これによって、千葉方面から
京葉道路における信号の数を数えてみましょう。
仮に都心部に向かう車両が篠崎出口ではなく、錦糸町出口で降りようとすれば、28個の信号によって、その都度停止する可能性が無くなります。東京都心に向かう車両にとっても、
民主党政権は、首都高速道路は無料化の対象外だとしていますが、詳細は白紙です。本格的な高速道路無料化時代を前にして、無料化と有料化の狭間にある
共同通信社のアンケートでは、高速道路の無料化に賛成したのは、岩手、徳島、沖縄の3知事だけだったそうです。これとは別に、富山県知事が前原国土交通相と会談し、東海東北自動車道を無料化するよう要望書を提出しています。
もし私が民主党政権における実力者であり、無料化する優先順位を決められる立場ならば、地元知事が賛成した県から順々に無料化を実現します。地元知事が反対した県の高速道路は後回しです。こうなれば、反対していた知事も、我先にと賛成に回って、せめて自分たちの地域だけは無料化にしてもらえないだろうかと、率先して願い出てくるのではないでしょうか。何も決まっていない白紙の今だからこそ、声に出して主張した自治体から高速道路の無料化は現実する可能性が高いと言えましょう。
1.首都高速道路は有料化維持とはいえ、錦糸町出入口から一之江までの首都高は、たった5.6㎞しかない。このことから、錦糸町出入口から一之江までの区間に関しては、無料化を求める。
2.京葉道路の有料部分については、1990年に既に償還が終わっている。このことからも、船橋料金所と厚木料金所の撤廃を求める。
この2点の主旨を要望書にまとめて、富山県知事がしたように、多田区長が前原国土交通相を訪ね、もう一方では民主党本部の幹事長室へ行って、小沢幹事長に会って、陳情をしていただきたいのです。
これは民主党政権が好きとか嫌いとかではなく、時代の変化に対して、より的確に柔軟に対応出来るかどうかが試されているテストだと考えてください。この様な提案に対して、区長はどのようにお考えでしょうか。
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2009年12月01日