もう発展途上国ではない、わがままな中国
[ロンドン 21日 ロイター] ミリバンド英エネルギー・気候変動相は、デンマークで開催された国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)をめぐり、交渉を妨害したとして、中国、スーダン、ボリビアやその他南米諸国を非難した。21日付のガーディアン紙への寄稿で明らかにした。
COP15は19日、日米欧や中国など20カ国以上の首脳らの協議でまとめた「コペンハーゲン協定」の全会一致での採択を断念し、同協定に「留意する」との文書を採択して閉幕した。
同相は「英国は、(法的拘束力をもつ協定の成立に反対する)これら諸国が世界的な進展を妨げることを容認しない姿勢を明確に示す」とし、「議題の要旨に関する交渉が今回のように乗っ取られることを二度と許してはならない」とした。
同相は「世界の温暖化ガス排出量を2050年までに1990年比で50%削減する、また、先進国は80%の削減負担を担うとする(議長国草)案について合意を得られなかった」と指摘した上で、「中国がこの両案に反対した」と名指しした。
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COP15が失敗に終わったとすれば、その原因はCO2最大の排出国である中国の非協力的な姿勢にある。
民主党は600人もの訪中団によって、中国のご機嫌伺いをしているときではない。
中国に対して、言うべき事はハッキリ言って、独自の見解を世に主張しなければならない。
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2009年12月21日