宮崎県知事失格
宮崎県の東国原英夫知事が、地元の宮崎日日新聞に掲載されたマンガの内容に怒っている。
http://ameblo.jp/higashi-blog/day-20091228.html
そのまんま日記 2009-12-28
では、実際にブログに書かれた内容はどのようなものだったのだろうか。以下、引用する。
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「たかだか「マンガ」なんかに一々目くじらを立てなくても・・・・」というご意見も当然あるだろう・・・・・・確かにそうであるし、これまでも目を瞑って来た。しかし、それにも限度・限界というものがあろう。新聞の記事は、当然、世論醸成・操作効果があるし、社会に対する影響力も小さくない。
公人であるから、批判・苦言等は甘んじて受けるつもりであるし、それらに対して一々反論や否定も、目に余るときにしかして来なかった。(中略)
「芸名・宮崎県知事」ということは、僕が宮崎県知事という役職名を芸名として使っているということか? これは事実に大きく反する。大変な侮蔑である。(中略)
最も許せないのが、この「一発屋芸人」という文言・表現である。漫画家に芸人を蔑む権利がどこにあるのだろうか? 職業差別・蔑視ではあるまいか? 人権侵害(いじめの助長等)に抵触する問題かも知れない。
僕は「一発屋芸人」なのだそうだ。百歩譲って、もしそれが事実だとすると、一発当たっただけでもラッキーであるし、その幸運に感謝しなければならないだろう。一発屋芸人さん達の苦労や努力、苦悩がどれだけのものか? 考えたことがあるのだろうか?
「そういう貴方は一発でも当たったことがあるのですか?」と言いたい。(中略)
これまで、抗議したいことを何度も我慢して来た。しかし、ここまで来ると、一度、法的措置ということも視野に入れてみてもいいのかも知れない。法律のいい勉強になるかも知れないし・・・・・・・
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知事もよくわかっていらっしゃる。どのようなマンガであるにせよ、マスコミが権力に否定的であることは珍しくなく、それを受け流すようでなければ、政治家は務まらない。
しかし、それでも相当怒っている。これは「頭ではわかっているが、体ではわかっていません」と言っているようなものである。冷静さを欠いていると言わなければならない。
私は、2009/7/8の日記で、「理想的な政権与党」と題して、この問題に関する日記を書いている。
http://www.t-ken.jp/diary/20090708
そこで私が言ったことは、以下の通りである。
「自分に対する批判に寛容であれ」
これこそ私が理想とする政治家のあり方です。
国民の批判に対して、全ての政治家は寛容で無ければならない。
野党の批判に対して、与党は寛容で無ければならない。
実は、この日記を書いた7月8日時点で、既に私は東国原宮崎県知事に対して、「失格」の烙印を押している。だから、今回は知事に対して二度目の「失格」を与えることになる。このように知事の立ち振る舞いを批判の対象にしている私にまで、知事は法的措置を考えることがあるのだろうか。
知事はまだまだ「若く青い」のであって、どんなに批判されてもそれに耐えうる胆力を持たなければならない。
日本を中国や北朝鮮のような国にしてはならない。国家への批判に対して、弾圧をもって対応し、死刑で完結するような国家を安易に容認してはならない。
一族郎党皆殺しなどという時代劇でしか今や見ることができないような仕打ちを、国家として行っている国を認めてはならないのである。
そんな思いを強く持つと、批判に対して批判で答えようとする日本の権力者を看過できない。それは政権与党であったり、首長であれば尚更のことである。
人間、誰でも誉められれば嬉しい。叱られれば怒りもする。
しかし、権力者たる者、そう簡単に怒りを表に出し、有権者やマスコミに対して、その怒りの矛先を向けるべきではない。
東国原氏は、これからもずっと芸人知事と言われ続けるのであろう。それを甘んじて受け入れよ。
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2010年01月03日