田中けんWeb事務所

江戸川区議会議員を5期18年経験
巨大既存権益組織に斬り込みます!

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日刊田中けん

予算特別委員会にて、委員外議員の発言をしました

 2月24日は予算特別委員会初日でした。一般会計、歳入、特別区税、特別たばこ税の項目で、委員外議員の発言をしました。
 委員外議員とはいえ、私にとっては、9年以上昔に出席して以来の予算特別委員会です。久々の予算特別委員会なので、軽く緊張した上での発言となりました。


 正確な議事録は、また後ほど公開するとして、だいたい以下のようなことを発言いたしました。正確さを欠く記憶上の議事録として、お考えいただきながら、お読みください。


田中けん
 私はマスコミから江戸川区のタバコ対策事業について質問を受けました。その時、江戸川区のタバコ対策は全然ダメですよとお答えしました。だいたい、区長自らが、「江戸川区にタバコを規制する条例がないことは、江戸川区の誇りだ」と言っているぐらいですから。それに健康増進法第25条違反を、公然と江戸川区が行っていることでも明らかなように、江戸川区はタバコ対策については全くやる気がありません。
 一般的には、税収が落ち込むことを心配する方がほとんどだとは思いますが、ことこの特別たばこ税に関しては、仮に税収が減ったとしても、それは憂うことなのでしょうか。税制には、増収を目的とした課税と、国民を何かの方向性に誘導しようとして課税する、政策誘導を目的とした課税があります。特別たばこ税とは、どのような性質の税金なのでしょうか。税収が増えて嬉しい。税収が減って悲しい。色々あると思いますが、この特別たばこ税に関する区長の基本的な見解を教えてください。


区長
 たばこ税に関しては、タバコを吸っていただいた方に収めてもらう税金だと認識しております。この世の中には、愛煙家の方もいらっしゃいますので、そのような方々が吸えることも配慮した結果、この様な税収になったのだろうと思います。


田中けん
 区長はただいま、喫煙者に対して、心温かいお言葉をかけられましたが、ご承知の通り、成人男性の喫煙率は40%以下です。今やほとんどの人たちはタバコを吸わないのです。少数の喫煙者に対しては、配慮しつつも、大多数の非喫煙者に対しては、温かい言葉をなげかけることもなく、また多くの区民によるタバコを規制して欲しいと言う声を無視して、行政運営をするわけですね。今一度、たばこ税についてのお考えをお願いします。


区長
 この税は、普通の税でありますから、タバコを吸っていただければ税収があるというだけのことです。区がこれをどうこうということはありません。


田中けん
 かつて、7年前ですか、私が昔、この予算特別委員会で、同様の質問をしたところ、当時の磯谷収入役が、「いや、議員さん、江戸川区は、仮にこの税収が0になったとしてもびくともするものでありません」という見解と同種の答弁をされていました。区長、今でもこれと同じようなことが言えますか。


区長
 今後、国が、禁煙を奨励していきましょうとなれば、特別たばこ税での税収を使って、喫煙者を減らすような対策を打つこともあるかと思います。国の方針に従って、区としては対応いたします。


田中けん
 わかりました。区長の最後の言葉に期待して、私の質問を終わります。


 前述したとおり、とても正確さを欠く、記憶に頼った記述であることを改めてお伝えします。簡単ですが、なるべく早く、区民の皆様にはお伝えしたかったので、ご報告いたしました。


2010年02月25日