日記の活用法
特別お知らせすることもなく、私は「WEB日記」を「日刊田中けん」と改めました。このように、WEB上で日記を公開する行為をブログを書くと呼ばれていることは既に周知の通りです。
では、なぜ日記を書くのか。ブログを書くのか。これが、今までの日記は明らかに違うのは、他者に見てもらうための日記だと言うことです。つまり自分が密かに書きためておく、秘密の情報などではなく、自分のことをより多く、より正確に知ってもらうための日記です。自分が自分のことを宣伝するための広告としての位置づけです。そうなると、いかにして自分を良く見せようかと考え、文章を何度も書き直したり、バカなことは書けないとか、賢いことを書かないといけないと思って見たりとか、色々作為的なことを考えます。
もちろん、それはそれでいいのですが、一方で、自分のために各日記であっても良いかなと思うのです。自分のために書き、なおかつ他人に見られても恥ずかしくない日記。それはどんな日記なのかと考えました。
そうか。自分のために各日記ならば、備忘録としても活用すればいい。そう思った訳です。
日常は、有り余るほどの情報が入ってきますが、本当に有用な情報など、これっぽっちもありません。ほとんど無駄とも言えるような情報に翻弄されながら、「これは使える」という情報など、日々つかむであろうその一握りの有用な情報だけを、日記に書き記していくという方法は、後で自分でこの日記を見直してみたときに、きっと役立つだろうと思うのです。
備忘録が雑記帳なのですから、何も全部を書く必要はないのです。少し、ヒントとなるようなことを書いておけば、あとはそこに書かれた情報を元に自分で調べれば、全容はわかります。
私が、これまでしてきたように、日々すぐに消えてしまう、その日しか流れないNEWSを引用して、自分の意見を言うような場合には、自分の意見もさることながら、それらのNEWSもまた重要な情報となり得ます。
そのぐらいのつもりで日記に望めば、書けない日があったっていいじゃないかぐらいの軽い気持ちで、パソコンの前に座ることができるのです。
2010年04月02日