負けるな前原!
中国高官、前原外相を強く非難 「毎日中国を攻撃」
2010年10月21日21時50分 asahi.comより
【北京=古谷浩一】中国の胡正躍外務次官補(アジア担当)は21日、今月末のハノイでの東アジアサミットの場での日中首脳会談の実現見通しについて、「適切な条件と雰囲気」が十分ではないとの認識を表明。その理由として、前原誠司外相が同会談について「焦らなくていい」などと語ったことを指摘し、前原氏を強く非難した。
温家宝(ウェン・チアパオ)首相の東アジアサミット出席などに関する記者会見で語った。公の場での日本政府高官に対する名指し批判は極めて異例。尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で緊張した両国関係は、ベルギーでの非公式首脳会談を機に修復に向け動き始めているが、前原氏に対し、中国政府が極めて強くいら立っていることがあらわになった。
前原氏は15日の記者会見で日中首脳会談について「こちらの立場をしっかりと主張して、時期は焦らなくていい」などと語っていた。これに対し、胡氏は「(前原氏は)毎日、中国を攻撃する発言をし、外交官の口から出るべきでない極端な言葉さえ使っている」と強く反発した。
さらに「両国関係はあまりにも重要だ。関係を壊すことは耐えられない。なぜこのようなことをするのか。我々中国の指導者が何か言ったのか。我々は良好な接触をしようとしているのではないのか」とも述べ、前原氏が両国関係の改善を妨げているとの認識を示した。
前原氏はこれまでも「中国脅威論」などの発言で中国側から強い警戒感を持たれており、18日に衝突事件での中国の対応を「極めてヒステリック」などと発言したことに対しても、中国メディアは強い反発を示していた。
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民主党腰抜け政権には、毎日ガッカリさせられているが、どんなにガッカリさせられても、日本を代表する政府である。支持の有無に関係なく、しっかりしてもらわないと困る。
国交相大臣の時は、私も時に応援し、時には批判もした前原大臣に対して、中国高官から非難が集まっているという。
素晴らしいじゃなイカ
今や中国高官から批判されると言うことは、それだけ世界共通の価値観に沿って、常識的な発言をしているということに他ならない。もちろん同様の発言は、私も含め、日本人の数多くの人たちがしているわけだが、日本の外務大臣が行う発言では当然ながら発言の重みが全く違う。
菅直人総理も仙石由人官房長官も、中国に対しては未だに沈黙を守っている。いや、むしろ中国を擁護する発言が目立つ。そのような中国に媚び続けている菅内閣の中にあって、今や前原外相だけが、最低限の言うべき事を言っている様にも見えてくる。
今の民主党政権は全く支持しないが、私は中共から批判されればされるほど、前原大臣は素晴らしい発言を続けているのだと評価する。
とにかく、中共が言っていることは、無茶苦茶な論理ばかりだ。民主主義を理解せず、人権意識がかけらもない中国の批判などは気にする必要がない。前原大臣は、これからも日本国民にも、世界世論に対しても、もちろん中国高官に対しても、どれだけ中国が行っていることが蛮行かを言い続けて欲しい。
2010年10月27日