田中けんWeb事務所

江戸川区議会議員を5期18年経験
巨大既存権益組織に斬り込みます!

t_ken

日刊田中けん

自国の領土を守るのに、右翼も左翼も関係なし

尖閣問題でデモ 週末の銀座を行進「中国政府に不安」
2010年11月6日23時9分 asahi.comより


 尖閣諸島での漁船衝突事件を巡り中国政府に抗議する民間団体主催のデモが6日、東京都内であり、約4500人(主催者発表)が、東京・銀座や大手町を行進した。


 集合場所の日比谷野外音楽堂(千代田区)では「自由と人権・アジア連帯集会」と題した演説会があり、元航空幕僚長の田母神俊雄氏や自民党の小池百合子衆院議員らが「中国の動きにもっと警戒を」などと演説。漁船衝突のビデオ映像が流出した翌々日とあって、日本政府の対応を非難する声も目立った。


 デモ行進の参加者は日の丸やプラカードを掲げ、「中国による主権侵害を許さない」「中国政府はノーベル平和賞の劉暁波(リウ・シアオポー)氏を釈放しろ」とシュプレヒコールを上げ、週末でにぎわう銀座など約2キロの道を約1時間かけて歩いた。主催団体の水島総さんは「みんな中国政府のやり方に不安を感じている。右翼色のないデモだから、これだけの人が集まったと思っている」と話した。(小山謙太郎)
-------------------------------
 記事の中における、最後の一文が全てを物語っているようだ。
>右翼色のないデモだから、これだけの人が集まったと思っている
 政策的には真反対であったとしても、日本という国を思う気持ちは、右翼も左翼も全く同じである。
 私自身、大学文化の影響から、自分が左翼かと思ったこともあったが、右翼だと思ったことは、これっぽっちも無かった。しかし、尖閣諸島の問題以来、真剣に強烈に、中国共産党のやり方に対して怒っている。最近の日記のほとんどが中国関係の文章で埋め尽くされているのは、私の怒りを反映したものだ。


 デモには一度も参加したことはないが、反中デモに参加した人たちと、その思いのほとんどを共有できる。
 弱腰外交を続け、醜態を露呈し続けている民主党内閣に対して、反民主を前面に掲げると、本来デモに共鳴できる人たちも、立場的には参加できなくなる人いることだろう。
 確かに反民主、いや反仙石だという人たちはたくさんいるに違いない。しかし、このようなデモは、国内のいがみ合いに矮小化して考えるべきことではない。まさに国難の問題なのだ。自分が支持しない他党の批判は軽めにして、本家本丸の中国共産党について、その批判の刃を向けなければならない。


 中国共産党に警告する。
 民主党による弱腰政権の意向だけが、日本人の意向ではない。
 時にはデモに参加し、時に発言によって、大いに中国を批判している日本人もたくさんいる。
 あまりにも日本を舐めた蛮行を繰り返すようならば、近いうちに、我々の仲間によって新政府を作り出し、より一層ハッキリとした形で、日本人の意志を、中国共産党に対して突きつけるときが来るであろう。
 そのときが来るまで、首を洗って待っていなさい。


2010年11月08日