やはり無能は隠しきれない
「ボクは無能でバカでぇ~す」識者も呆れた低レベル発言
2010.11.22 ZAKZAKより
「国会軽視」発言で大臣の適格性が問われていた柳田稔法相(56)が22日朝、辞任したことについて評論家の大宅映子さんは「柳田法相の発言は、自分は無能で、バカですと言っているのと同じ。国会軽視とかいう上等なレベルではない。『反省して、真摯に答弁する』などと言っているが、問題なのは能力だ。民主党には人材がおらず、官僚を使うといいながら、使われている。菅政権は、首相が次々と変わるのはよくないという一点だけで、維持されている。通常の政権ならつぶれてもおかしくなく、政権は末期状態だ」とコメントした。
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http://www.t-ken.jp/diary/20100930/
9月30日の私の日記を見て欲しい。
いみじくも、私は柳田法務大臣の辞任を予言していた。そう言ったら、言い過ぎだろうか。この日記に私は既に以下のように書いている。
「よく菅直人首相を無能だという人もいるが、私は決してそうは思わない。しかし、この柳田法相に限って言えば、このコメントを見る限り、無能者以外の何ものでもなかろう。」
自画自賛になるが、自分の予知能力の高さにビックリする。
冗談はさておき、柳田法務大臣の辞任を歓迎する。
今は、検察改革待ったなしの状態だ。前々から言われているように、取り調べの可視化など、絶対にやった方が良いに決まっているほど、警察も検察も追い込まれているのに、“未だに取り調べの可視化すらできない”のは、民主党に、能力もなければ、気力も無いからだ。
私は決して、民主党に人材がないとは思わない。
吉田松陰の言葉。
>どのような時代であっても、人材がないことはない。
この様に言っている。民主党にも人材はきっといるはずだ。私もそう思う。
しかし、吉田松陰は同時に、以下のようなことも言っている。
>しかし、優れた人材を見つけられる人材がいない。
簡単に言えば、上司がバカだと言うことだ。
ゲーテの名言。
>偉大な才能を備えている君主のみが、臣下の才能を認め、評価できるのである。
将に将たる器
この様な言葉がある。自分自身には現場に出ても、大した実力が無くとも、現場に出て実力を発揮できる人たちを適材適所で使える人が、将としての器だと言う意味。
リーダーの中のリーダーということ。
今、菅直人首相の任命権が問われている。やはり優れた人材を適した場所に配置できる能力が、菅首相にあったのかと言えば、少なくとも法相のポストに関しては無かったと言わざるを得ない。
民主党は政権末期を迎えている。
2010年11月26日