田中けんWeb事務所

江戸川区議会議員を5期18年経験
巨大既存権益組織に斬り込みます!

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日刊田中けん

仮に私が経営者でも、喫煙者は採用しない

http://college.nikkei.co.jp/trend/hojo/article.aspx?id=MMCCzd000016122010


喫煙者は就職お断りの時代?
 日経キャリアカレッジより
 喫煙者への逆風は就職活動でも風当たりを強めつつある。採用に当たって非喫煙者であることを条件づけたり、入社前の禁煙を求める企業が相次いでいる。大学生の就職活動と喫煙の関係を考えるシンポジウム「就職と喫煙の不都合な真実」も開かれる。
 採用プロセスに喫煙者をはじく仕組みを採り入れる企業が増えてきた。リゾート業界の勝ち組企業と評される「星野リゾート」(長野県軽井沢町)は禁煙の意向がない喫煙者は採用していない。下着メーカーのトリンプ・インターナショナル・ジャパン、ネット広告のライブレボリューションなども喫煙者を採用しない方針を掲げている。
 公式サイトの採用募集ページで、喫煙者は応募できない仕組みを導入しているところもある。居酒屋「権八」、南欧料理の「ラ・ボエム」など多業態のレストランを展開するグローバルダイニングは採用ページで喫煙者に考え直すよう求めるメッセージを表示している。
 最初に喫煙の有無を尋ねる2択画面が現れ、同社が禁煙を求める理由が丁寧に説明される。最後まで禁煙を受け入れない答を続けると、最初の画面に戻ってしまう仕組みで、エントリーはできなくなってしまう。同社は国内のほぼ全店を全面禁煙にした。
 たばこに関する対応は企業ごとに分かれる。採用面接に当たって、就業時間中は喫煙できない点を説明して、納得を得た上で採用する企業もある。喫煙は防災上のリスクである上、社員の健康面でもマイナスと判断する企業が多い。業務上の非効率、職場での迷惑という認識も広がっている。
 喫煙室で吸うのだから、周囲に迷惑はかけていないと思う人もいるだろう。だが、実際には喫煙室にこもっている間、もし電話が鳴れば、吸わない人が呼びに行く羽目になる。たばこのにおいをまとったまま席に戻れば、周りの非喫煙者にとってストレスともなり得る。喫煙による健康被害が健康保険組合の負担になる点も見逃せない。
 面接で黙っていればばれないという思い込みは甘いだろう。非喫煙者はたばこの匂いに敏感で、その日の朝に吸っていれば、気づかれる可能性は小さくない。同じスーツで何日も回っていれば、その合間に一服した匂いが服に残る。そもそも入社後にばれれば、立場が危うくなりかねない。
 分煙が導入されている企業は相当数にのぼるが、だからと言って喫煙が奨励されているわけでは決してない。社員の健康が企業の財産でもあると考える会社は積極的に禁煙を促す傾向を強めている。
 2011年1月14日に「国際会議場」(国立がん研究センター築地キャンパス内)で、大学生の就職活動と喫煙の関係を考えるシンポジウム「就職と喫煙の不都合な真実」が開催される。喫煙と採用に関する企業の採用担当者の意識調査が発表されるほか、パネルディスカッション「大手企業関係者が話すホントの話」では「たばこを吸うと就職に不利?」と題した論議が交わされる。
 パネリストにはファイザー、毎日新聞社、森永製菓、電通パブリックリレーションズなどの人事・健康担当者が参加する。喫煙に関して様々な立場の企業が登壇する予定で、必ずしもすべての企業が喫煙者の就職が不利であると宣言しているわけではないという。ただ、タイトルから見て、喫煙が就職活動でネガティブに働きかねないというトーンは読み取れる。
 内定請負漫画の異名を持つ漫画『銀のアンカー』や、テレビドラマにもなった『ドラゴン桜』などの作者として知られる漫画家・三田紀房さんによる特別講演もある。同イベントに関する専用サイトは12月28日にオープンする予定だ。


[関連サイト]
・シンポジウム「就職と喫煙の不都合な真実」 http://prev.ncc.go.jp/truefalse/
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 もし私が会社経営者ならば、従業員として喫煙者を採用しない。
 以下が、その理由である。


 定期的に喫煙するため、作業効率が落ちる。
 仮に分煙施設を作るにしても、その費用分だけコストがかかる。
 社内禁煙にしたとしても、喫煙者はどこかでタバコを吸うわけであって、その度に、非喫煙者とトラブルの可能性を残す。
 社内の各種親睦会においても、喫煙者と非喫煙者は住み分けなければならない。
 結局、全従業員を非喫煙者にしてしまった方が、作業効率が上がり、トラブルも未然に防ぐことが出来る。何よりも健康で気持ちが良い。


 最近の話だが、役所の職員で、私に施策の説明をしに来た職員がいた。これ自体は珍しい話では無いのだが、その職員は、喫煙所でタバコを吸ってすぐに私の所に来たようで、残留呼気が口から私に向かって発射された。
 「あなたはタバコを吸いますか」
 「はい」
 「今、ここに来るまでの間、タバコを吸っていて、吸い終わってすぐにここに来ましたね」
 「はい」
 「臭くてしょうがない。人に何かを説明する場合は、2分でも3分でも、事前に残留呼気を肺から追い出して、そして説明しなければ、話を聞く相手は、聞けば聞くほど不愉快になる。それがわからないのか」
 「・・・・・・・・・・・・」
 「とにかく、出直してこい」
 その職員は帰っていった。
 たまたま一緒に来ていた別の職員が、非喫煙者だったと言うこともあり、
 「私はタバコを吸いませんから、私の方からご説明させていただきます」
 そのように話を始め、報告を受けて終わった。


 これからは、公務員も、喫煙者は採用しない。人事課には、今後そのような方針で臨んでいただきたい。


2010年12月20日