喫煙者の側に立つマスコミ報道
肩身狭いよ…在来線から特急の「喫煙ルーム」絶滅
2010.12.18 ZAKZAKより
JR四国は17日、来年3月12日に実施するダイヤ改正に合わせ、特急の喫煙ルームを全廃すると発表した。★鉄道特集
JR各社はホームや車内での禁煙を進めており、新幹線と寝台列車を除くと、全国の在来線でたばこが吸えるのはJR四国の特急だけになっていた。同社の田中善一郎運輸部長は「社会の流れに合わせた」と説明、授乳スペースや座席などへの転用を検討するとしている。
JR四国によると、現在は土讃線など3路線の特急のうち半数強の90本余りが喫煙ルームを設置。1~5人がたばこを吸えるスペースで、空気清浄器が付いている。
JR四国広報室は「『喫煙ルームでたばこを吸った人の服についたにおいが気になる』などのクレームがあった」と話している。★鉄道特集
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尖閣事件があったとき、日本のマスコミが以下のように書いたら、あなたならばどう思うか。
「中国漁船が、日本の海上保安庁の巡視船によって逮捕された」
この発言は、紛れもなく中国目線の発言である。こんな発言が、日本のマスコミによって流されたのならば、袋だたきのような批判も間違い無いだろう。
では、
「肩身狭いよ」
これは誰の発言なのか。紛れもなく、喫煙者による発言である。
つまりZAKZAKは、今まさに喫煙者の側に立った報道をしているのであって、非喫煙者に対する挑戦状を叩きつけたことを意味している。
間違った表題を、私が正しく書き直してあげよう。
『更に空気が綺麗になった…在来線から特急の「喫煙ルーム」絶滅』
ZAKZAKに限らず、マスコミ各社は、誰の立場に立った報道を心がけているのか、よーく考えて報道するように。猛省を促す。
2010年12月22日