民主党と自民党の違い
私は一貫して、反自民の立場を貫いてきた政治家の一人であるが、自民党が政権政党で無くなると、政権政党だったときの自民党が、「まだまし」であったことが、民主党との比較論によって、よく見えてくる。
昨日も、地元の新年会で、民主党の代議士と自民党の代議士があいさつする場面があった。
民主党の代議士は、こんなことをやっています。あんなことをやっていますと、自分たちがどれだけ汗を流して、仕事をしているかを主張していた。
それに対して、自民党の代議士は、まずは現在の政治不信に対して、お詫び申し上げます。という話から始まった。
でも、これっておかしくないか。本当にお詫びをしなければならないのは、政権与党の議員であって、野党の議員ではない。それにも関わらず、野党の議員がお詫びをして、与党の議員が、成果だけを強調する。
端的に言って、「あー、これが民主党の不人気の原因なのだ」この様に感じた。どんなに民主党が不人気であったとしても、それがそのまま自民党の人気回復につながるとは思えない。
しかし、「民主党よりはまし」と思い直している人もたくさんいるだろう事は事実だ。
国政はともかく、江戸川区議会で自民党が増えることは、決して望ましいことではないのだが、このままでは、自公で2/3以上という、議席格差が、ますます広がって、私のような一人で議員をしている人間が、ますます虐げられていく江戸川区議会の運営が続きそうで、お先真っ暗になる。
それでも、これ以上、民主党の議席が増える可能性もないので、こと江戸川区議会に限っては、区議会議員選挙後も、まだまだ暗黒議会が続くことになりそうな気配である。
2011年01月15日