民主党には“反省”の2文字はないのか。
中国漁船・尖閣領海内接触:船長に賠償請求 海保が中国に書類送付
2011年2月11日 毎日新聞より
尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件に絡み、損傷した巡視船2隻が所属する第11管区海上保安本部は10日、漁船の中国人船長(41)に対し、巡視船の修理費など計1429万円の支払いを求める書類を国際郵便で送付した。送付したのは、国の債権の管理等に関する法に基づく納入告知書。11管区本部長名で船長個人に賠償を求めており、民事手続きの損害賠償請求に当たる。
海保によると、請求の内訳は、修理費が巡視船「みずき」708万円と「よなくに」531万円の計1239万円で、修理ドックまでの燃料代や乗組員の旅費が計190万円。修理費は、事件発生日の昨年9月7日を起算日に、支払われるまでの間、年利5%の遅延損害金を求めている。
日本の領海内で巡視船が被害を受けた際の一般的な手続きと変わらないが、船長が支払いに応じる可能性は低いとみられる。【石原聖】
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http://www.t-ken.jp/diary/20110115/
この日の日記にも書き示したように、民主党に反省の2文字はない。
今の民主党不人気がどこから来ているのか、党内で徹底して議論したことはあるのだろうか。
その理由として、子ども手当とか、高速道路の無料化など、いわゆる不人気政策をあげる人もいるだろうが、これらは選挙で公然と話をして進めている政策なので、個々の政策の賛否や実現の可否はともかく、問題は少ないと思う。
それよりも問題なのは、たとえばマニフェストに掲げなかったにも関わらず、公然とごり押ししようとしている外参権の問題や尖閣問題における弱腰外交であろう。
一体全体、民主党は尖閣問題での失政をどのように認識しているのだろうか。よもや尖閣問題での対応が失政ではないとの認識なのだろうか?もしそうだとしたら、現状認識能力が著しく欠如しているとしか言いようがない。
海上保安本部は、自分たちの権限の中で必死に仕事をしている。それにも関わらず、行政の中にいる政治家が足を引っ張っているので、本来の仕事ができなくなっている。まさにお気の毒としか言いようがない。
今後すぐに来る統一地方選挙、そしてやがて来る総選挙において、我々有権者はキッチリとこの答えを政権政党に対して突きつけることとなろう。
“首を洗って待っていろ”
有権者の一人として、しっかりと予告しておく。
2011年02月11日