田中けんWeb事務所

江戸川区議会議員を5期18年経験
巨大既存権益組織に斬り込みます!

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日刊田中けん

ANAマイルの片道利用が可能に。しかし・・・・・。

ANA国内線特典航空券が片道(1区間)から交換可能になります!


2011年4月1日(予約・発券分より)より、「ANA国内線特典航空券」は今までの2区間以上での交換に加え、1区間でも交換できるようになります。
https://www.ana.co.jp/amc/news/promo_katamichi/index.html


少ないマイルで、片道利用できるのは良いのですが、必要マイルは、往復の75%となります。つまり、往復で15000マイル必要な区間だとすれば、11250マイルで、片道利用が可能となります。


使えないよりは使えた方が便利ですが、この様な片道利用をするのであれば、ANAマイルではなく、同じスターアライアンスグループのユナイテッド航空のマイル(以下、UAマイル)利用をおすすめします。
UAマイルならば、ANAマイルのように、L=ローシーズン、R=レギュラーシーズン、H=ハイシーズン(GWや年末年始などが該当する)のようなシーズン分けがありません。通年往復15000マイルで利用できます。
例えば一般的な例としては、ANAマイルの場合、L:12000マイル、R:15000マイル、H:18000マイルとなります。L時においてはANAマイルを使った方が有利ですが、それ以外の時は、UAマイル利用の方が有利です。
特に前述したような片道利用ともなれば、UAマイルの場合、単純に15000マイルの半分となり、7500マイルでの利用が可能となります。
しかも、UAマイルの場合、ANAマイルでいう1区間の認識が違ってきます。例えば、東京→利尻の場合、ANAでは、羽田→札幌→利尻のように2区間として認識します。それがUAの場合、11:00羽田→12:35札幌 13:00札幌→13:55利尻のように、同日内の利用であれば、これをもって1区間と認識します。つまり7500マイルで移動が可能なのです。ANAマイルでも1区間、UAマイルでも1区間では、紛らわしいので、UAマイルの場合、私は1行程と言い換えて呼称しています。
つまり、これならば、06:20羽田→09:15那覇 09:55那覇→10:55石垣のような片道利用であっても、7500マイルでの移動が可能になると言うことです。


よって結論としては、ANAマイルしか貯めていない人ならばいざ知らず、UAマイルを持っている人はUAマイルを使って旅行した方が有利であり、これからもっと有利に旅行を楽しみたい人に取っては、ANAマイルばかりではなく、UAマイルも同時に貯めることを、おすすめします。
是非、ご自身の“財産”を有効にお使いください。


2011年03月03日