片山さつきは性格が悪い
蓮舫“スパコン1位知らない!”さつきの追及で醜態さらす
2011.03.09 ZAKZAKより
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110309/plt1103091218002-n1.htm
8日の参院予算委員会で、自民党の片山さつき氏(51)が、「2位じゃダメなんですか」の“名言”を残した蓮舫行政刷新担当相(43)に、スーパーコンピューターについて質問し、立ち往生した蓮舫氏が白旗をあげた。
片山氏 「(事業仕分けで)予算をカットされ完成を遅らされたことで、去年一躍、スパコンランキングの1位と3位に躍り出た国がありますが、その国名は?!」
蓮舫氏 「(質問)通告をいただいていないのでわかりません」
片山氏 「スパコンの事業仕分けについて質問すると通告しておりますよ! あなたが見直した結果として、昨年の11月にトップに躍り出た国名を教えてください」
さすがに突っ張りきれなくなった蓮舫氏が「すみません、存じません」と答弁すると、片山氏は「担当大臣がこの程度の認識だ」と断じた上で、「中国だ」と答えを披露。「完成が遅れたことよって、ランキングに入っていない中国がそれまでの1位になり、3位になった」と批判した。
蓮舫氏としては、質問の細部まで事前に知らせるよう求めたようだ。しかし、かつてブログで「2、3日前から決まっている質疑応答は、国会を活性化させないということを強く指摘しておきます」と主張しただけに見苦しい。
一方の片山氏は、蓮舫氏の国会内でのグラビア撮影問題を参院本会議で追及しようとした際、自身にも同様の過去があり、直前に取りやめたことがある。それだけに今回のKO勝利にはスッキリ?!
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3月8日(火)の「京大入試問題ネット投稿事件について」でも触れたが、今や「何かを知っている」ということが、それほど賢いことではないし、意味を持つ時代ではないと私は断じた。
知らないことは調べればいい。何もリアルタイムに知らなくても、ちょっと時間があれば、子どもでもわかる様なことばかりの知識しか、日常生活の中では、流布されていない。それだけでも充分に生きていける。
ZAKZAKの記事を読んで、蓮舫の醜態がどうこうは別にして、際だったのは、片山さつきの性格の悪さだ。
「私は知っていますが、あなたはこんなことも知らないのですか」
相手を貶めることを目的とした、知識量を問う質問は、大学入試の入試問題よろしく、性格の悪さを感じさせる。
このように質問者が事前に予習して知っている知識を、大臣相手に質問して、知らないことを持ってして、相手をバカにして、得意な顔をしている片山さつきという女性は、何と性格の悪い人物なのだろうか。
この様な設問ならば、私にだってできる。相手が蓮舫であろうが、片山さつきであろうが、答えられないだろう難解な質問をして、相手に恥をかかせることぐらい造作もない。でも、それが何だというのだろうか。こんな小さな勝利をもってして、「してやったり」と思っているだろう片山さつきとは、何と小さな人間なのだろう。
蓮舫は堂々と「知りません。是非教えてください」と言えば良かったのだ。何も知らないことを持ってして恥ずかしがることはない。更に付け加えるならば「今後、是非、スパコンランキングのことについても勉強したいと思っているので、どのような文献にそのようなことが書かれてあったのか教えていただけますか」と片山さつきに聞いてみてもよかった。
私はこの記事を読んで、ZAKZAKの記者のように、片山さつきが勝って、蓮舫が負けたなどとは思えない。そんな単純な反応でいいのだろうか。蓮舫の無知を醜態だと思うよりも、そのように人を追い詰め、辱めて、得意になっている片山さつきの醜悪さを見せつけられて、息ができなくなるほど気持ちが悪い。
ゲロゲロゲーなのだ。
2011年03月10日