田中けんWeb事務所

江戸川区議会議員を5期18年経験
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日刊田中けん

台湾の行為を無にしかねないバカ政府の対応

台湾の救援隊、2日待たされ到着 日本、中国側に配慮か
2011年3月14日20時48分 asahi.comより


 【台北=村上太輝夫】台湾の救援隊が14日、羽田空港に到着した。11日の地震発生直後にすでに隊員派遣の用意を表明しながら、丸二日も待機を強いられた。台湾側は「中国要因でしょう」(外交関係者)と受け止めている。
 日本側はいったん救援隊を受け入れると返答したが、その後「現場が混乱している」として、待つよう要請した。だが、その間に各国から救援隊が入り、台湾メディアから「なぜ入れないのか」と疑問が出始めていた。
 日本政府は1972年に台湾と断交、「台湾は中国の一部」とする中国の立場に配慮しており、台湾隊をいち早く受け入れることをためらったとみられる。
 13日に中国の救援隊が現地入りし、同日夜にやっと台湾隊受け入れが決まった。
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 民主党を支持している人も、支持していない人も、この巨大地震を前にして、一丸として頑張っている最中に、私だってこんなことを一々取り上げて言いたくはないのだ。
 でも、また民主党政府がやらかしてくれた。


 台湾の救援隊には、日本国民の一人として、平に謝りたい。折角の善意を素直に受け止めるのではなく、こんな非常時であっても、支那中国の顔色をうかがいながら一挙手一投足を決めている民主党政府は、何を規範にして、行動しているのか、まるで理解できない。


 こんなフラフラした対応を政府自らがしていたのでは、日本国民と台湾人は真の友人関係を築くことはできないではないか。


 今は緊急時である。私は支那中国の救援隊であろうが、台湾の救援隊であろうが、一刻も早く日本支援のために動いてくれて、一刻も早く現地入りして働いてくれる救援隊を、とても嬉しく思う。そこに国籍は問わない。
 だいたい、支那中国が「我々が先に現地に到着する前に、台湾の救援隊を現地入りさせてはならない」とでも言ったのか。そんなバカなことは、たとえそれが支那中国であろうとも言うはずがないではないか。
 顔色を読むというか、空気を読みすぎる、民主党政府による過剰配慮、過剰反応が、台湾の善意を汚したのだ。


 今は何を第1に考えて行動するべきとなのか。それは被災地で死んだり、怪我したり、避難して困っているような、被災者のことを第1に考えて行動すべきではないのか。こんな時にでも、支那中国様を第1に考えて行動している民主党政府に対しては、この混乱が収まった後、しっかりと、その責任を取っていただこうと思う。
 全くもって、何を考えているのか、訳がわからない。


2011年03月16日