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日刊田中けん

失礼極まりない、“危険生物”和田アキ子

平野綾の声優人生が全否定された? アッコ「涼宮ハルヒ」なんて誰も知らない
2011/4/18 19:43  J-CASTニュースより



   声優界のスーパーアイドル平野綾さんがテレビ出演したことで、多くのアニメ・声優ファンが心を痛める結果になってしまった。平野さんは番組で、声優としての代表作を聞かれた際に、「涼宮ハルヒの憂鬱」と答えたのだが収録会場や出演者達は無反応で、司会者から「誰も知らない」などと言われてしまったからだ。


   アニメファンに「涼宮ハルヒの憂鬱」は絶大な支持があるのに、一般の人には知られていないことや、平野さんが声優として積み上げてきたものを全て否定された感じだとして「胸が痛む」などといったカキコミがネットに出ている。


オタクと一般の人を結ぶ存在だと思っていた
   平野さんが出演したのは2011年4月17日放送のTBS系情報バラエティー番組「アッコにおまかせ!」。司会の和田アキ子さんが同番組初出場の平野さんに対し、これまで声優として演じた中で誰もが知っている役は何なのか、と質問した。平野さんは


「涼宮ハルヒという作品で、ハルヒという役」
と答えたのだが、生放送の観客席、出演者から反応らしいものは出なかった。それを感じ取った和田さんは


「みんな知らないと思うけど・・・私、知らないもん」
   そう言うと、収録会場全体が爆笑に包まれた。


   「涼宮ハルヒの憂鬱」の原作はライトノベルで、シリーズ全体が700万部というベストセラー作品になっている。アニメ化されたのは06年4月からで、アニメ界では久々の超ヒットを記録。深夜に放送する「深夜枠アニメ」の火付け役にもなった。また、エンディングで主役のハルヒ達が踊るダンスが世界中で話題になり「ユーチューブ」にはおびただしい数のダンス映像がアップされた。10年には劇場映画も公開された。


   アニメファンにとって「ハルヒ」は特別な存在で、平野さんにとっても自分の名前を一躍有名にした出世作でもある。アニメが好きといえばオタクと思われがちだが、「ハルヒ」だったら誰もが知っているはずで、オタクと一般の人を結ぶ存在だと信じている人もいた。「アッコにおまかせ!」に平野さんが出演するということで、心待ちにするカキコミが「ツイッター」や「ミクシィ」に大量に出ていた。


「私の何を知っている。なめるな!」と発言すべき
   放送終了後にネットの掲示板やブログには、


「もう何か可哀そうで見てらんない」
「アニメファンの価値観が一般社会とズレているということなんだよ」
「所詮、アニメの認識度なんてこんなもんだよ ちくしょう…」
などというカキコミが出ている。頭に来ているというよりも、落胆している人が多い。


   平野さんと言えば最近、ツイッターやブログに平野さんに対する誹謗中傷の言葉を投げ付けてくる人が多いとし、「ツイッター」で


「日々を曖昧にごまかしながら生きていると思いますか。私の何を知っている。なめるな」
などと激怒。これが逆に思い上がっている証拠だとして事態は緊迫、バッシングの嵐に見舞われた。しかし、今回の「アッコにおまかせ!」の出演が反感を和らげた感もあり、和田さんに対してこそ「私の何を知っている。なめるな」と発言すべきだった、とし平野さんを応援する人もいる。
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  和田アキ子という御仁は、日頃、芸能界のご意見番として、たいそうなことをいう人物らしいが、何十年も芸能界で過ごしていながら、ゲストに対する接し方を知らない、極めて非常識な人物であることが最近証明された。


 自分が知らない、またはそこに集まった人たちが知らないと言うことを一般化して、自分たちの無知を前提に、観客と共にゲストを笑いものにしたのである。このように、ゲストを平気で辱めてしまう神経が既に人間失格だ。一般人とは違うという意味で、さすが芸能人である。
 本来ならば、怒ってその場を立ち去っても構わなかった平野綾は、よくぞ、そのような場を耐えたと思う。


 では、何か。和田アキ子は、自分が知らない国の大統領や、国王が自分の番組に出演したときも、同様に
「みんな、○○○という国知っている? みんな知らないよね。私、知らないもん」
 という脳天気な発言をするとでも言うのだろうか。


>「みんな知らないと思うけど・・・私、知らないもん」
>そう言うと、収録会場全体が爆笑に包まれた。


 彼女の言動は、そう言う意味で、平野綾に対する正に「公開処刑」であった。人として、最もやってはいけないことを、やってしまったのだ。そう、もう私は、彼女を人扱いしたくない。
 和田アキ子は、平野綾に土下座して謝ってもおかしくないほどの非礼をしでかしてしまったと言うこと自体、きっと本人の無神経な脳は気がつかないのだろう。それが和田アキ子という生物の本性である。
 そのような“危険生物”が、毎日のようにTVに出演している。この災いの元が、いつ多くの善良な市民に対して、災いをまき散らしてしまうのか、わかったものではない。

 くわばら、くわばら。


2011年04月27日