中央図書館の喫煙室廃止について
中央図書館の喫煙室廃止に至る経過メモ
健康増進法の施行により、公共施設における受動喫煙防止対策が義務付けられました。受動喫煙についての意識が社会的にも高まりを見せるなか、これまでも中央図書館へも様々なご意見が寄せられてきた経過もあり、喫煙室のあり方については課題となっていました。
中央図書館は健康増進法の施行以前に建てられたものであり、喫煙室についても扉で遮蔽され、室内に換気及び空気清浄機も設置されております。また、喫煙室は毎日多く方に利用されており、廃止についての理解を得ることが難しい状況であったことも事実です。
しかしながら、近年は煙草の僅かな臭いも気になるというご指摘もあり、図書館としても数年前から喫煙室の廃止とその後の活用方法について内部的に検討してきたところです。
その折、かねてから区として検討してきた「受動喫煙防止対策のための江戸川区基本指針(ガイドライン)」が、平成22年10月1日に決定、公表され、区の施設の受動喫煙防止対策としては「禁煙」によるものとすることになりました。(平成24年3月31日までに実施)この指針の対象となる区の施設は、区立の施設・建物すべてとなっております。これに伴い中央図書館においても喫煙室の廃止を決定したものです。
なお、時期については、天井や壁紙の張り替えが必要となり、一定の工事期間が必要であることから、特別図書整理期間(7/6~7/11)の前日である平成23年7月5日に廃止することにいたしました。すでに4月末から喫煙室の廃止についての掲示を貼り、利用者にもお知らせしております。
平成23年5月20日 中央図書館庶務係
2011年05月23日