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日刊田中けん

山本太郎

山本太郎


山本太郎、出演予定のドラマ降板に 反原発発言が原因か ツイッターで大反響
 2011年5月26日 17時27分 [シネマトゥデイ映画ニュース]より


 原発問題に関する発言を問題視され、決まっていたドラマを降板させられたことを自身のツイッターで告白した山本太郎に、心配の声が寄せられている。


 25日夜、山本は自身のツイッターに、「今日、マネージャーからmailがあった。『7月8月に予定されていたドラマですが、原発発言が問題になっており、なくなりました。』だって。マネージャーには申し訳ない事をした。僕をブッキングする為に追い続けた企画だったろうに。ごめんね」とツイート。山本は23日に、福島から来た子を持つ親たち100人を含む多くの人たちと共に文部科学省前に集結し、文科省が定めた学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安「放射線量年間20ミリシーベルト」の撤回を訴えたばかり。わずか2日後のことだった。


 山本はこれまでも脱原発のデモに参加したり、福島の子どもたちを疎開させるために立ち上げられたプロジェクト「オペレーションコドモタチ」を通して、通常の1ミリシーベルトの20倍となる基準値に異を唱え、「チェルノブイリでは、年間5ミリシーベルトで住民は強制退去。なのに福島の子どもたちは、文部科学省によると20ミリシーベルトでも大丈夫らしいです。殺人行為です。避難させれば、賠償などとんでもないお金がかかる。だから、国は見殺しにしようとしている。それが答えです」という7分以上にわたるメッセージを伝えていた。


 23日、われわれの取材に応えた山本は、「電力会社はメディアの最大のスポンサーですし、さまざまな事情はあります」と言っていたが、言葉どおりの現実が彼を待ち構えていた。たったひとりで立ち上がり、デモにも堂々と参加を続けてきた山本に、ネット上では、「やっぱり干されてしまった!」「ひどすぎる!」「これが現実かよ……」と、同情の声が次々に上がっている。心配するフォロワーたちに向け、山本は「抗議するからTV局、プロデューサー教えて、などなど励まし有難う! 外されたドラマでも、現場には迷惑掛けられないから言えない。一俳優の終わりの始まりなんて大した事じゃない。そんな事より皆さんの正義感溢れるエネルギー、20mSV撤回、子供達の疎開、脱原発へ! 皆で日本の崩壊食い止めよう!」と、今後も変わらず、声を上げ続けていく覚悟を伝えている。(編集部:森田真帆)
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 私の中で山本太郎というと、「新世紀ヱヴァンゲリヲン」に登場する鈴原トウジを思い出す。もし実写でヱヴァンゲリヲンを作るのならば、鈴原トウジ役は、是非、山本太郎にやって欲しいと思っていた。
 もちろん、今は36歳の山本太郎が、14歳の少年である鈴原トウジを演じることはできないのだろうが、ヱヴァンゲリヲンが放送されていた16年前のならば、ギリギリできなくもなかったであろう。そんなことを懐かしく思い出す。


 さて鈴原トウジについて、簡単に紹介する。トウジは劇中で、関西弁を話す熱血漢として描かれる。ヱヴァンゲリヲン初号機の戦闘が原因で、愛する妹が負傷してしまう。それを理由に、トウジはシンジを殴る。


 「すまんな転校生。ワシはお前を殴らないかん。殴っとかな気がすまへんのや。」


 しかし、その後、負傷した妹から「私たちを救ってくれたのはあのロボットなのよ」と説教され、シンジを殴ったことを、トウジは反省する。
 反省の証として、トウジはシンジに対して、自分を殴るように頼み、わざと殴らせる。そこから、彼らは親友となる。
 後にトウジは、ヱヴァンゲリヲン3号機のパイロットに選ばれ、妹を設備の良い病院に転院させることを条件に、その使命を受ける。起動実験の時、第13使徒バルディエルの寄生によりヱヴァ3号機は暴走してしまう。ヱヴァンゲリヲン初号機は、3号機を止めるべく出動するが、トウジが乗っている3号機を、シンジは攻撃できない。結局、シンジのコントロールは強制的に外され、ダミーシステムという自動操縦システムにより、初号機は動かされることとなる。シンジというブレーキを失った初号機は、命令のまま、使徒に浸食された3号機を、殴って殴って、血しぶきが出るほど殴って、殲滅させる。自分ではどうにもできない惨劇を、操縦不能なパイロットとして、目の前で見せつけられたシンジは大きなショックを受ける。
 その後、アニメ版で、トウジは病院に運ばれ左足を失っている設定となっている。漫画版では、戦闘によって死亡したことになっている。 


 山本太郎の今後の役者人生が、鈴原トウジの人生とかぶらないことを切に願う。


2011年05月29日