区議会宛のメール記載の個人情報は、誰が知りうる立場なのか。
https://www.gikai.city.edogawa.tokyo.jp/cgi-bin/contact.cgi?mail=gikai
この区議会へのお問い合せフォームを見てもおわかりの通り、そこには、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、性別、年齢などの個人情報を書かせる欄がある。特に、氏名、住所、電話番号、メールアドレスの情報は、書き込み必須となっており、書き込みが無ければ質問はできない。
つまり匿名希望での質問はできないし、回答ももらえないことになっている。
しかし、その一方で、区議会議員に回ってくる区民の質問は、個人情報がしっかり消された形で回覧される。黒く塗りつぶされた区議会宛のメールは、それを誰が出したかは、一般の議員には知らされることがない。
では、区議会宛に届けられる個人情報は、誰がその情報を知りうる立場なのか、その人たちを明らかにして欲しいと言うのが、今回の私の質問だった。
以下、その回答である。
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いただいたご質問にお答えします。
お問い合わせメールは、区議会に対するご意見・ご要望をお寄せいただくものですので、議長までの決裁の過程の中で、議長、副議長、庶務係長、議事係長、議事係主査及び調査係長、調査係担当者が氏名・住所等の個人情報を知りうる立場にあります。
一般の方からの区議会に対するご意見・ご要望については、大切なものと考えており、真摯に回答をしてきております。お問い合わせフォームにおいて、氏名・住所・電話番号・メールアドレスの個人情報を必須としているのは、信頼性確保の観点から、立場を明確にしていただきたいと考えているからであり、回答する手段としても、住所・電話番号・メールアドレスは必要です。
また、議員がいただいたメールに関心を寄せ、発信者と連絡を希望する場合、事務局が発信者に連絡を取り、ご了解を得て、議員に連絡先をお伝えすることもありますので、回答希望の有無にかかわらず、電話番号等の連絡先は必要となります。
したがいまして、氏名・住所・電話番号・メールアドレスの個人情報の記入を発信者にお願いしているところであります。
区議会事務局調査係
2011年06月01日