田中けんWeb事務所

江戸川区議会議員を5期18年経験
巨大既存権益組織に斬り込みます!

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日刊田中けん

禁煙キャラバン隊に参加しました

兵庫の禁煙条例制定に向けて、関東からも応援のメッセージを届けようと、
禁煙キャラバン隊が土曜日から出発しました。
私は、本日から参加しています。

本日は、藤田保健衛生大学病院にて、医師から禁煙治療のお話しを聞きました。その後、場所を名古屋に移して、「子どもをタバコから守る会」の活動報告をお聞きしました。

藤田保健衛生大学病院の医師によれば、「喫煙者とは病人である」という認識から出発しなければならないとのことでした。決して喫煙者の人格に問題があるわけではないとのことでした。
ですから、医師として、しっかりと現状を説明し、本人納得の上、「一緒に病気を治していきましょう」という認識を持たせることが重要だとの事でした。

医師の話では、注意力、集中力を必要とする職業人に喫煙者が多いとの報告があるそうです。たとえば、職業ドライバーに喫煙者が多いのはそのような理由だとか。
また、有名人だと、松本清張や司馬遼太郎などは、文筆活動時は喫煙活動を繰り返していたが、仕事をしていないときはそれほど喫煙していなかったとのことです。
「バトル・ロワイアル」の監督である深作欣二も撮影中は、ヘビースモーカーであるが、仕事をしていないときなどはそれほど喫煙しなかったらしい。

常人であっても、喫煙者の場合、どんなときに喫煙行為があるかと言えば、それは、朝と食後に多いとのこと。つまり、朝、まだ頭がボーッとしているときに一服すると脳が活性化されるとのこと。全く同じで、食後、特に昼食後など、脳がボーッとして眠たくなることがあるが、このときも喫煙することで脳内の血流が良くなり、頭がさえるようになるらしい。

よって、タバコは、常用者を別の世界へと誘う覚醒剤や、常用者をこの世にない幸福感から、この世にない地獄までたたき落とすヘロインとは、明確に違う物質であるという。

喫煙には覚醒効果のあることが、認められるにしても、薬物を使って覚醒すること自体が、生物としてはおかしな事なのだと、患者を納得させ、治療に当たるのだという。

これら一連の発言は、あくまでも禁煙治療をする医師の立場からとのことだった。よって、今後も禁煙運動には直接的には関わることはないが、一歩も二歩も引き下がった立場ながら、禁煙運動には御協力いただくお約束をいただき、医師との交流会を終えた。

2011年09月19日