改めて「軽」規格の廃止を主張する
日本の「軽」規格廃止を…TPPで米自動車3社
米自動車大手3社(ビッグスリー)で組織する米自動車政策会議(AAPC)は、日本の自動車市場の閉鎖性を理由に「現時点では反対」と表明し、参入障壁となっている軽自動車規格については、「廃止すべきだ」と主張した。
今年秋の大統領選を控え、大きな雇用を生んでいるビッグスリーの政治に対する影響力は大きい。月内にも始まるとみられる日米の事前協議で自動車分野は大きな焦点で、交渉は難航が予想される。
AAPCは、日本独自の軽自動車規格について、「市場の30%を占めているが、もはや合理的な政策ではない」と批判した。日本の技術基準や、認証制度などの規制も参入の障害になっており、透明性が必要としている。1990年代後半からの日本政府の円安誘導政策も、米国車に不利になっていると指摘した。
(2012年1月15日07時06分 読売新聞)
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http://www.t-ken.jp/diary/20101105/
私は、既にここで言及している話題ではあるが、
あらためて私は、「軽」企画の廃止を主張する。
別に米自動車業界のお先棒担ぎをするつもりはないが、
国際化できない、日本国内だけでしか通用しない規格は、
廃止すべきだ。
どうしても「軽」の様な優遇税制を続けたいというのならば、
妥協案として、
全長 3,400mm(3.40m)以下
全幅 1,480mm(1.48m)以下
全高 2,000mm(2.00m)以下
排気量660cc以下
このような現行規格を、
全長 4,000mm(3.40m)以下
全幅 1,700mm(1.70m)以下
全高 2,000mm(2.00m)以下
排気量1300cc以下
この程度に引き上げても良いと思う。
少なくとも、この程度になれば、今現在、
交通事故時に軽自動車に乗っていて救えなかった日本人の命を、
一人でも多く救えるのではないかと推察する。
排気量は当てはまらないが、車寸としては、
MINIクラブマンが、私が提唱する新企画には、
一番近い車となる。
全長 3935 mm
全幅 1685 mm
全高 1440 mm
ホイールベース 2545 mm
トレッド 前/後 1460 mm/1465 mm
車両重量 1200 kg
乗車定員 4名
総排気量 1598 cc
結局、日本は外圧でしか動けない国家なのかと
情けなくなることもあるが、
この「軽」規格の廃止については、
目的は違えども、米自動車業界の主張に同調する。
2012年01月15日