会派移動のご報告
田中けんは、5月14日(月)付けをもちまして、区議会「一人の会」から、
区議会「みんなの党・一人の会」へと会派移動をしました。
1人会派から、4人会派となりました。
会派は変わりましたが、政治スタイルは今までと変わらずに活動してゆきます。
振り返ってみれば、2001年6月に、当時、緑風クラブという
無所属クラブ的会派への所属を最後に区議会を辞めてから、
約11年ぶりの複数人会派への所属となります。
私は、昔から中規模会派に所属することが望ましいと考えていて、
決して議会における“独身主義者”ではありませんでした。
しかし、この11年間(正確に言えば失職していた2年間を除く9年間)は、
様々な事情により、誰かと一緒に会派を組んで活動することができませんでした。
現在の江戸川区議会は、
「自公にあらずば、議員に非ず」
まさにそのような議会運営をしていて、
議会の2/3の勢力を持っている自民党と公明党の
専横政治が続いています。
それに対して、民主党をはじめとする、共産党、みんなの党などは、
それぞれ元の政党も違うために、少数会派の議会内の権利拡大について、
必ずしも共闘しきれなかった歴史でもありました。
その背景には、議員数の大小だけでなく、
期数を元にした中堅・ベテラン議員が、自民党に多く、
少数会派には、新人議員ばかりという
議員構成上の偏りもありました。
それによって、実際の議席割合である、
自公=2/3、その他の会派=1/3
以上に、自公の影響力が、
江戸川区議会では大きすぎました。
民主主義を“多数決至上主義”として、
勘違いしている自公は、
民主主義の原点とも言えるべき、
少数者の尊重という理念を知りません。
そのために起こっている専横政治を
私は、厳しく批判すると共に、
江戸川区議会にあっては、もっと民主的で、
一人会派を差別しない、
平等主義的な運営に貢献したいと思います。
自公という、大きな二つの会派が運営する、
会派偏重主義に対抗するためにも、
私自らが、中規模の会派に入って、
会派偏重主義を、少しでも変えてゆきます。
「権力はきたない。しかし誰かがこの中に飛び込んで権力をコントロールしない限り、権力はきたないまま変わりはしない」
これからの活動に、ご注目ください。
2012年05月22日