保守の対概念とは、急進的資本主義のこと

保守とは何か。これは、
「昨日の生活を今日も行おう。今日の生活を明日も行おう」
このように人々の今までの生活を守り受け継ぎ、伝えていく生き方である。

保守とは何か。
これは、対概念を想定すると、よくわかる。
http://www.t-ken.jp/diary/20120515/

ここにも書いたように、
今や現実社会にあって、
かつての左翼とか、社会主義、共産主義は、
保守の対概念にはならない。

では、現代にあって、保守の対概念とは何になるのか。

それは、新自由主義に代表される、
暴力的に何もかも変えてしまう急進的資本主義が
その対概念と考えられる。

特に新自由主義は、目覚ましく経済が発展する代わりに、
多くの保守的生活を破壊してきた。

今でも多くの人たちは、
保守思想の中に、資本主義が内包されると考えているのだろうが、
本質的には、保守と資本主義は、相容れない対立概念だ。

TPPに反対→保守
TPPに賛成→新自由主義（急進的資本主義）

近々、「新自由主義とは何か」と題する勉強会を開催する。

その時、新自由主義が保守とは相容れないほど、
凄まじい力で、これまでの我々の生活を変えてしまうことを、
明らかにしてみたい。

2012年06月17日