江戸川区の酔っ払い
早朝から駅頭でチラシ巻きの活動をしていると、よく酔っ払いに会う。
6月18日(水)08:30頃、東大島駅にて酔っ払いにからまれる。
酔人「あんた本人か」
けん「はい」
私が田中けん本人であることを確認すると、そのままその場を離れて行ってしまった。
5分ぐらいだろうか、しばらく経ってから、さっきの人物が私のところにやって来た。
酔人「あんたの目的は何だ」
けん「日本の政治を少しでも良くすることです」
酔人「何で?」
けん「後で答えますから」
酔人「何で今答えられない」
けん「今はチラシを配っていて忙しいので後で答えます」
酔人「なぜ今ダメなんだ」
けん「今は忙しいと言っているでしょ」
目の座った60歳前後の酔っ払いだった。
あまりにもしつこくつきまとってきたので、近くの交番に警察官を呼びに言ってくれるようにスタッフに頼んだ。
警官「あんたちょっとこっち来て」
酔人「わかったわかった」
警官「ちょっとこっち」
酔人「わかったから」
警察官が交番に連れて行こうとするのを遮って、酔っ払いは静かにその場を離れていった。
警官「あれは酔っ払いですよ」
けん「はい」
警察官と2事、3事話をして別れた。
しばらくしたらまたあの酔っ払いが私のところにやって来た。
酔人「頑張って」
けん「はい」
酔人「さっきはゴメン」
けん「いやいいです。わかりました」
酔人「握手してくれ」
私はその酔っ払いと握手をして別れた。
6月20日(金)06:30頃、船堀駅南口にて酔っ払いが大声を上げていた。
酔人「~なんだぁ。だったらお前がやってみろ」
仲間「・・・・・・・」
3人組の仲間の中で、1人が酔っ払っていて、その1人が大声を出して、1人の仲間を一方的に詰問していた。見るからに仲間内でのこととは言え、早朝の駅前で大声を出されて、しかも一方的に怒鳴り散らしているのを見せられるのは、苦痛でしかない。
さすがに途中から警察官もやって来て仲裁に入ったのだが、その一方的な怒号はなりやまず、延々といざこざは続いていた。
警察官は1名から2名に増え、私が出る幕ではなかったのだが、その酔っ払いが、相手に対して手を出し、組み合いになったとき私も我慢の限界となった。
けん「いい加減にしろ。迷惑だ」
酔人「何だこの野郎。ウルセー」
その後は、私とその酔っ払いによる対立となった。
近くに警察官もいたのでそれ以上の事はなかったが、
その酔っ払いはこれ以降も、私に絡んできて、
チラシ巻きの妨害をしてきた。
でも、この手のトラブルに関して、
多くの日本人は「関わらず」が基本なのだろう。
目の前で行われている罵倒に対して、
ただ私は見て見ぬ振りはできなかった。
この性分は、これからもきっと変わりはしないのだろう。
公の場所における酔っ払いの傍若無人な行動に対して、
それを諫める文化がこの日本でも育って欲しいと思う。
2014年06月20日